プライバシー侵害について 3
さて、この例からもわかるように、みだりに個人情報が公開されるとそれが被害を誘発することがあります。
そのため、ネット上での意見の対立から相手との関係が感情的にもつれた場合に、相手を誹諺・中傷するといった嫌がらせの手段として、相手の個人情報を公開するというケースが見受けられます。
米国では、堕胎に反対する集団が堕胎手術を行っている医師の個人情報の一覧を公開し、そのために医師が反対派に殺されたという事件もあるようです。
さらに、インターネットの利用者間におけるプライバシー侵害のみならず、Webサイトによるプライバシー侵害も起こり得ます。
Webサイトでは、先に述べたクッキーによる情報取得のほか,訪問者がサイト内でどのように行動したかをログとして記録することができます。
訪問者が何時にどこのサイトからアクセスしてきたのか。
利用しているIPやホスト名などをはじめとして、最近発達してきた電子モールでは、顧客がどの商店をどう回り、どの商品の案内を見,何を注文して、どこのサイトにいったか・・・。
などの情報を経営分析の資料として記録しています。
これらの情報も悪用されるかもしれません。